カメラの露出計
一つ前のエントリーで、RAWで撮影して露出とかホワイトバランスの失敗を救済する、と書きましたが、撮影時に失敗しないのがベストですよね。
まず露出。
失敗しないためにはカメラの露出計の動作を知っておくことが重要です。
その一つは「カメラは何でも18%グレーと同じ明るさに撮影しようとする」です。
最近のカメラはマルチパターン測光とか評価測光とか、はたまた顔検出とか、さらに撮影後に画像処理プロセッサで修正とかで高度化していますが、基本は18%グレーです。
18%グレーって何?残念ながらPCの画面で表現するのは難しいです。
以下のようなものを買うのが手っ取り早いです。
http://www.rakuten.co.jp/mitsuba/445268/302172/535726/
人の顔の反射率も近いですが、人によって違うので・・・
男の人は概ねOK。女の人は0.5段~1.0段くらい+露出補正。
要は、撮りたい構図があって、そのなかで自分の表現したい露出(明るさ)を決め、さらにそこで18%グレーに近い部分を探し、カメラにそこを測光させればいいわけです。そういった部分が存在すれば。人の顔を基準にするのも一つの方法かと思います。
雪山で雪に露出を合わせれば、白いはずの雪が18%グレーになってしまいます。
黒い服を撮影して、ヤフオクに出品しようとしても、18%グレーの服に写ってしまいます。
こういう場合は露出補正しないとダメですね。
露出補正の量はカメラによってクセがありますので、何度かやってみてクセをつかんで下さい。
カメラの基本は18%グレーです。
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